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日外会誌. 127(4): 399-404, 2026


特集

Emergency General Surgery(緊急一般外科)の現状と展望

4.Emergency General Surgery領域における内視鏡手術の現状と手術支援ロボットの可能性

北海道大学 消化器外科Ⅱ

七戸 俊明 , 村上 壮一 , 平野 聡

内容要旨
Acute Care Surgery(ACS)は,外傷外科(Trauma Surgery),救急外科(Emergency General Surgery:EGS),およびSurgical Critical Careから構成される診療体系である.一方,ACSを標榜しない一般・消化器外科の診療においても,EGSは手術症例の相当数を占める重要な領域である.近年,一般外科領域における内視鏡手術の普及と技術向上に伴い,EGSにおいても急性胆嚢炎,虫垂炎,消化管穿孔,腸閉塞など多くの疾患で,循環動態が安定した症例に対する標準的治療として内視鏡手術が選択されている.一方で,手術支援ロボットのEGS領域への導入は進んでいない.本稿では,EGSにおける内視鏡手術の位置づけを主要疾患別に国内外のガイドラインに基づき概説するとともに,手術支援ロボットの導入の可能性と課題について論じる.

キーワード
Emergency General Surgery, 内視鏡手術, ロボット支援手術, 緊急外科疾患


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