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日外会誌. 109(5): 256-260, 2008


特集

消化管再建術の現状と将来―最良の再建術は何か―

3.胸部食道癌切除後再建術

東海大学医学部 消化器外科学

幕内 博康

I.内容要旨
胸部食道切除術後の食道再建には種々の問題があり,容易な手技とは言い難い.
食道再建に用いられるものは胃が第一選択であり,次が結腸である.
食道再建の問題点は,(1)再建臓器を頸部まで挙上するための距離の問題,(2)それに伴う再建臓器の血行の問題,(3)縫合不全を防止する為の工夫をいかに行うか,などが主なものである.吻合部狭窄の予防と対策,術後栄養状態の維持なども問題である.
再建胃管,再検結腸の良好な血行状態を保つコツ,血行障害が発生したときの対策,再建経路の選択,吻合法の工夫,将来の展望などにつき述べた.

キーワード
食道再建術, 再建胃管, 胃管形成, 結腸再建, 食道癌手術


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