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日外会誌. 101(9): 588-592, 2000


特集

新しい免疫の啓蟄-外科学とのかかわり-

3.感染症と白血球の自律神経支配

新潟大学 医学部医動物学

安保 徹

I.内容要旨
感染症によって白血球分画(顆粒球対リンパ球)の分布が変わるが,この反応には自律神経系が深く関与していることを明らかにした.また,感染症が無くても自律神経側の刺激によって顆粒球やリンパ球の分布が大きく変わる.この反応が片寄り過ぎた場合は,それぞれ化膿性やアレルギー性の炎症が引き起こされる.

キーワード
感染症, 白血球, 自律神経, リンパ球, 顆粒球


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