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日外会誌. 118(6): 646-650, 2017


特集

分子標的療法は外科治療をどう変えるか

8.消化管間質腫瘍(GIST:Gastrointestinal Stromal Tumor)

国立がん研究センター中央病院 胃外科

西田 俊朗

内容要旨
進行消化管間質腫瘍(Gastrointestinal Stromal Tumor:GIST)は,固形がんの中では最も早く分子標的治療薬が導入されたがん腫である.初発の切除可能GISTに対しては,標的治療導入後も根治目的の治療としては外科手術以外に治療法はない.局所進行GISTに対しては,イマチニブアジュバント治療やネオアジュバント治療はほぼ確立した.一方,転移・再発GISTに対する集学的治療に関しては,いまだ高いエビデンスが無い.これ等GISTの外科手術をどの時期に,どの様な症例に介入させるべきか,実際に外科治療で予後改善効果が期待できるのか,議論も多く,個々の症例の状況に応じ判断せざるを得ないのが現状である.

キーワード
集学的治療, アジュバント治療, ネオアジュバント治療, 予後, イマチニブ

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