[書誌情報] [全文HTML] [全文PDF] (281KB)

日外会誌. 114(5): 251-255, 2013


特集

外科医のためのKampo EBM UP TO DATE

6.抗癌剤の副作用と漢方薬

1) 札幌東徳洲会病院 先端外科センター
2) 北海道大学大学院 薬学研究院
3) 国立がん研究センター がん患者病態生理研究分野

河野 透1) , 武田 宏司2) , 上園 保仁3)

I.内容要旨
漢方薬は西洋薬が単一成分であるのと異なり,多成分であり,治療のため意図した多くの標的に作用することで治療目的を達成する.最近の研究で作用メカニズムの理解が進み,従来の西洋薬では十分な対応が出来ない抗癌剤治療による副作用,食欲不振,口内炎,口唇炎,下痢,神経毒性,異常行動,だるさなど体力低下,血小板減少に効果を発揮できる代表的な漢方薬,六君子湯,半夏瀉心湯,大建中湯,牛車腎気丸,芍薬甘草湯,抑肝散そして補剤である補中益気湯,十全大補湯,人参養栄湯について概説した.

キーワード
大建中湯, 抑肝散, 半夏瀉心湯, 六君子湯, 牛車腎気丸


<< 前の論文へ次の論文へ >>

PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。