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日外会誌. 108(4): 186-193, 2007


特集

重症虚血肢に対する最新の診断と治療

5.治療法の実際 
1)薬物療法と血管新生療法

名古屋大学大学院 血管外科

古森 公浩

I.内容要旨
近年,本邦において生活様式の変化や人口の高齢化に伴い末梢動脈疾患(peripheral arterial disease;PAD),の増加が著しく,日常診療において念頭に置くべき疾患の1つとなった.PADに対する治療は,運動療法や薬物による内科的治療と,侵襲治療としては血管内治療および外科的バイパス術があり,Fontaineの分類に沿って治療方針を決定するのが原則である.FontaineIII度,IV度のいわゆる重症虚血肢に対する治療の第一選択は血管内治療や外科的バイパス術であるが,そのような治療の適応にならない症例もある.本稿では重症虚血肢に対する薬物療法および血管新生療法について解説する.

キーワード
抗血小板薬, 末梢動脈閉塞性疾患, 閉塞性動脈硬化症, 血管新生療法


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