[書誌情報] [全文HTML] [全文PDF] (301KB) [会員限定][検索結果へ戻る]

日外会誌. 119(2): 210-214, 2018


特別寄稿

医学生が考える理想的な医師の未来像

1) 青森厚生病院 外科
2) 聖路加国際病院 乳腺外科
3) 弘前大学 消化器外科

赤坂 治枝1) , 山内 英子2) , 袴田 健一3)

内容要旨
弘前大学医学部医学科3年生に対し,医師の労働環境に関するワークショップを行い,労働環境の問題点,その解決策について討論した結果を報告する.多くの学生が,長時間労働とそれに伴いワークライフバランスが保てないことが問題点であり,現在の労働環境は自分たちが働くことができる環境ではないと考えていた.若者の意見とこれまでの医師の働き方は明らかに異なり,若者の意見が反映されない労働環境改善は真の改善に繋がらない可能性が考えられた.良い医師になろうとする若者のモチベーションを低下させないために,医師の働き方改革には若者の意見も取り入れ議論することが必要である.

キーワード
医師, 労働環境, 若手

このページのトップへ戻る


PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。