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日外会誌. 108(5): 237-241, 2007


特集

癌診療ガイドラインが臨床現場に与えた影響

2.肺癌

東京慈恵会医科大学 外科

森川 利昭

I.内容要旨
「肺癌診療ガイドライン」はわが国で初めて発行された肺癌の診療に関する総合的な治療指針である.エビデンスに基づいた推奨グレードは具体的であり,知識の整理,診療方針決定,患者へのインフォームドコンセントなどに多く使われている.一方ではエビデンスを重視しているため,現在関心をもたれている領域での推奨グレードが低い.難治性癌である肺癌の治療において臨床研究の進歩に伴った内容の改定により今後も有用である続けるものと思われる.

キーワード
肺癌診療ガイドライン, Evidence-based medicine(EBM), エビデンスレベル, 推奨グレード

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