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日外会誌. 121(2): 211-215, 2020


会員のための企画

外科領域におけるArtificial Intelligence(AI)の活用

1) 国立がん研究センター東病院 大腸外科
2) 国立がん研究センター東病院 手術機器開発室

竹下 修由1)2) , 長谷川 寛1)2) , 池田 公治1) , 塚田 祐一郎1) , 西澤 祐吏1) , 佐々木 剛志1) , 伊藤 雅昭1)2)

内容要旨
診断領域で活発化しているArtificial Intelligence(AI)を活用した開発は,外科領域にもインパクトをもたらすのか.本稿の前半では外科領域におけるAIを活用する動きとして,周術期における治療方針決定支援システム(clinical decision support system;CDSS)の開発や,手術室の効率化・安全管理に繋がるマネジメント支援の取り組みについて紹介する.さらに,日本内視鏡外科学会,日本コンピュータ外科学会と連携した内視鏡外科領域における手術手技のデジタル化・データベース化を進める試みや,それを活用したAI手術支援・技術評価システムの開発について報告する.

キーワード
Artificial intelligence, clinical decision support system, 内視鏡外科, 手術室マネジメント, データベース


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