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日外会誌. 116(6): 393-395, 2015


特別寄稿

育児とキャリアアップの両立を可能にする日本外科学会が目指すべき男女共同参画とは?

高知大学 医学部外科学講座外科1

志賀 舞 , 小河 真帆 , 宗景 匡哉 , 藤澤 和音 , 宗景 絵里 , 駄場中 研 , 花﨑 和弘

I.内容要旨
近年,日本外科学会(以下,外科学会)は外科医の減少を抑え,女性の力を活用するために,男女共同参画を推進している.男女共同参画の社会的な背景と本学の現状を踏まえて,外科学会が目指すべき男女共同参画について検討した.育児支援が進む中,今後は育児と両立できるキャリア支援が求められている.こうした中で,実力と信念を兼ね備えたロールモデルを育成し,連鎖的に次世代の優秀な人材を育成することは,外科学会が目指すべき男女共同参画において肝要である.

キーワード
男女共同参画, 外科医教育, ワークライフバランス


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