[書誌情報] [全文HTML] [全文PDF] (256KB) [会員限定]

日外会誌. 115(2): 105-108, 2014


特別寄稿

消化器外科における特定看護師の役割について

1) 埼玉医科大学病院 看護部
2) 埼玉医科大学病院 消化器·一般外科

荻野 康崇1) , 大原 泰宏2) , 菅野 優貴2) , 山寺 彩2) , 矢島 沙織2) , 髙山 哲嘉2) , 森岡 真吾2) , 加藤 琢也2) , 小島 和人2) , 荻野 直己2) , 和田 将栄2) , 深野 敬之2) , 多賀 誠2) , 淺野 博2) , 篠塚 望2)

I.内容要旨
近年の日本では社会的に医師不足が問題となり,救急医療,集中治療や外科周術期管理など外科医不足が深刻な状況で医師のみでこれらを担っていく事は困難である.他職種間の積極的な相互乗り入れをすることによって良質なチーム医療を推進し,よりよい医療を提供することが可能であると考えられる.そのため,医師と看護師の中間的な技量を有した特定看護師を積極的に導入することの必要性が期待されている.埼玉医科大学病院では平成25年度より消化器外科において特定看護師を病棟業務へ参加させる新たな取り組みを開始した.導入から現在まで特定看護師として,医療現場に参加することで貢献できたこと,今後の課題について検討した.

キーワード
特定看護師, チーム医療, 消化器外科


<< 前の論文へ次の論文へ >>

PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。