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日外会誌. 110(2): 106-109, 2009


特別寄稿

国立病院機構が進めるナースプラクティショナー養成大学院は日本の医療を救えるか

独立行政法人国立病院機構東京医療センター院長 

松本 純夫

I.内容要旨
日本の急性期医療は労働負担に耐えられない勤務医の病院離れによって崩壊の危機に瀕している.医療安全の名のもとに要求されるインフォームド・コンセントなど説明義務の負担増加,膨大な時間を書類作成にかかわる負担の過酷さなどが労働環境の悪化につながり勤務医の病院離れが起こってきた.これらの解決策として医師,看護師,薬剤師,事務その他のコメディカルなど医療にかかわる職種の業務あるいは裁量範囲の見直しが必要と考えるのは自然なことである.国立病院機構はモデル事業として学校法人と提携して看護師養成校を看護大学・大学院と発展させ,大学院では医師と協働して医療に当たれるような実践看護能力を有するナースプラクティショナーを育成し日本の医療に良い意味での変革をもたらすよう図っている.

キーワード
高度実践看護師, ナースプラクティショナー, 看護大学院, フィジシャンアシスタント


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