[書誌情報] [全文HTML] [全文PDF] (665KB) [会員限定]

日外会誌. 107(6): 288-290, 2006


外科学会会員のための企画

外来における最新の創処理

皮膚欠損創の管理

川崎医科大学 形成外科

山本 康弘 , 森口 隆彦

I.内容要旨
皮膚欠損創の初期治療では,創の状態を正確に診断することが極めて重要である.創傷治癒のメカニズムから,創を湿潤環境下で管理することが速やかな創収縮や上皮化につながることが明らかとなった.生理食塩水(以下,生食)による十分な洗浄と,目的に合った創傷治癒外用薬および創傷被覆材を選択,使用することで創の湿潤環境を保持することが可能となる.

キーワード
創傷治癒, 皮膚欠損, 創傷治癒外用材, 創傷被覆材


<< 前の論文へ次の論文へ >>

PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。