[
書誌情報]
[
全文HTML]
[
全文PDF] (381KB)
[会員限定][
検索結果へ戻る]
日外会誌. 106(11): 685-688, 2005
特集
先端技術の外科学への応用
3.カプセル内視鏡
I.内容要旨
カプセル内視鏡とは,内服後被検者に苦痛を与えることなく消化管を撮影することができるカプセル型小型内視鏡である.利点として,自然な蠕動の動きの中,すなわち,生理的状態で観察できる,今まで観察しにくかった小腸を比較的容易に観察できる,などが挙げられるが,欠点として,狭窄病変が疑われる症例では使用できない,生検など処置ができない,などがある.特に従来の検査法では診断が難しかった,小腸出血,小腸クローン病,小腸腫瘍などの診断に優れており,迅速かつ適確な外科的処置の施行が可能になるであろう.
キーワード
カプセル内視鏡, 小腸出血, クローン病, ダブルバルーン内視鏡
このページのトップへ戻る
PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。