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日外会誌. 103(7): 521-523, 2002
特集
Damage Control Surgery
7.血管外傷におけるDamage Control
I.内容要旨外傷外科医は多発する交通事故や凶器による傷害事件を通して多くの重度外傷を経験してきた.最初の手術で損傷部位を完壁に修復し,解剖学的に出血をコントロールしても患者は救命出来ないという苦い経験をしてきた.目の前の患者をどうにかして助けたい一心からダメージコントロール法(DC法)が生まれた.我が国でのDC法による血管外傷治療はまだ揺籃期を脱していない.この著は欧米の文献から血管外傷におけるDC法の現況を概観してみたものである.
キーワード
ダメージコントロール, 血管結紮, パッキング, バルーン止血, シャント
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