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日外会誌. 102(12): 837-841, 2001
特集
各科領域の抗菌薬ガイドライン
2.脳神経外科領域の抗菌薬ガイドライン
I.内容要旨中枢神経の炎症性疾患は,外傷あるいは手術になどにより,直接病原体がもたらされた場合と,他から病原体が二次的に波及する場合がある.中枢神経系は,感染に弱い部位であると同時に,生命予後,機能予後に及ぼす影響は,他の臓器とは比較にならないほど重大である.したがって早期診断と時機を失しない治療が最も要求される疾患である.治療の基本は,抗菌剤の投与が主体となるが,外科的治療を必要とするものも多く,抗菌剤の選択,適用が成績を大きく左右することも事実である.
キーワード
中枢神経, 感染症, 抗菌剤, 適応
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