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日外会誌. 102(11): 794-797, 2001
特集
肝臓外科における血行再建
3.肝臓移植における肝静脈再建手技
I.内容要旨肝静脈再建は肝移植において,重要な手技のひとつである.肝静脈レシピエント側はできるだけ首が長くかつ,広い口径が確保できるように形成する必要がある.尾状葉付き左葉グラフトでは短肝静脈を再建する.中肝静脈本幹を含まない,いわゆるmodified right liver graftでは,ドナー手術における中肝静脈の遮断テストで,中肝静脈と右肝静脈との間に,十分なcommunicating veinがないことが確認されれば,中肝静脈の分枝を再建する.
キーワード
生体部分肝移植, 左葉グラフト, 右葉グラフト, 中肝静脈, 静脈再建
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