[
書誌情報]
[
全文PDF] (3766KB)
[会員限定・要二段階認証][
検索結果へ戻る]
日外会誌. 102(9): 653-658, 2001
特集
頸部食道再建術
7.皮弁・筋皮弁による頸部食道再建術
I.内容要旨頸部食道再建に用いられる皮弁・筋皮弁には有茎弁として,DP皮弁,大胸筋皮弁,広背筋皮弁などがあり,血管吻合を併用した遊離弁としては前腕皮弁,腹直筋皮弁などがある.皮弁・筋皮弁による頸部食道再建術は遊離空腸による再建法が普及した現在においては第一次的な適応範囲は限られてきたが,侵襲が少なく手技が比較的簡便で,全身状態の悪い患者や何らかの理由で消化管での再建ができない場合や,また消化管での再建が不良になった場合の二次的な食道再建など,適応とそれぞれの術式の選択を綿密にすることにより,今日でもなお応用される有益な術式である.
キーワード
頸部食道再建, DP皮弁, 大胸筋皮弁, 広背筋皮弁, 遊離前腕皮弁
このページのトップへ戻る
PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。