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日外会誌. 102(2): 236-242, 2001
総説
大腸癌に対する腹腔鏡下手術の現況:10年間の世界の動向
I.内容要旨英文誌に掲載された主な論文を,(1)症例観察 case series,(2)症例対照研究 case control study,(3)無作為化比較試験 randomized controlled trial に分けてレビューした.いずれの報告でも,腹腔鏡下大腸手術の短期成績については,その安全性と有用性が示されている.初期に問題になった創転移は,最近の報告ではまれであり,2~3年の追跡期間では,従来の開腹手術と同じ患者予後である.
キーワード
大腸癌, 腹腔鏡下手術, 世界の動向
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