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日外会誌. 101(3): 284-287, 2000
特集
未来のための今
ll 特別企画「ライブ・デモ-Robotic Surgeryと遠隔手術指導」
1.内視鏡下外科手術の新たなる展開
I.内容要旨1970年代にK. Semmによって始められた内視鏡外科手術は,1985年9月ドイツのMüheによる腹腔鏡下胆嚢摘出術以来,殆どの外科系領域にて施行され,その普及には目をみはるものがある.内視鏡外科手術の発展は,機器の開発や手技の工夫によることのみならず,低侵襲性とクオリティ・オブ・ライフの追及という外科手術に対する社会のニーズに応えるものであった.本総会のテーマである『未来のための今』,内視鏡外科の発展とともに,外科手術に対する概念が大きく変貌し,医学と工学の癒合の中で実践されようとしている.本稿では,内視鏡外科手術のための機器と機具の開発について述べ,さらに3次元内視鏡等の光学機器,ロボテイック・サージャリイ,テレ・サージャリイなど今後の新しい展開についても言及する.
キーワード
内視鏡下外科, クオリティ・オブ・ライフ, Robotic Surgery, 遠隔手術
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