日外会誌. 90(8): 1278-1281, 1989
症例報告
カテーテルによる塞栓術で治癒せしめた右大腿深動脈瘤破裂の1例
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1) 三井記念病院 心臓血管外科 寺田 康1) , 鰐渕 康彦2) （1988年9月5日受付） |
55歳男性の右大腿深動脈瘤破裂例に対し，経皮的にカテーテルにより塞栓術を施行し良好な結果を得た．本方法は侵襲が少なく，手術による動脈瘤切除，大腿深動脈結紮と同じ効果が得られた．今後とも血管造影で診断がついた時点で可能な症例には試みても良い新しい方法であると思われた．
キーワード
ruptured aneurysm, profunda femoris artery, transcatheter embolization
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