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日外会誌. 126(6): 501, 2025

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会員へのメッセージ

定款委員会

日本外科学会定款委員長,鳥取大学医学部附属病院小児外科 

奥山 宏臣



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定款は,会社,公益法人,社団法人,財団法人等の法人の目的・組織・活動に関する根本となる規則で,最も重要な文書に位置づけられます.一般社団法人である日本外科学会の定款は,目的や事業・社員・会員・役員・会計などに関連した41の条文と附則から成り立っています.定款施行細則は,法令や定款に従って適切な法人運営を行うための必要事項を定めたものです.定款は,時代や会員ニーズとともに変わってゆく必要があります.理事会や各委員会からの諮問があれば,顧問弁護士同席のもと委員会を開催して変更案を作成し,理事会や社員総会で審議されます.
本年度は以下の5項目に係る定款および同施行細則などの変更の諮問を受けて,該当する定款,入会規則,役員・代議員等選任規則,外科専門医制度規則,外科専門医制度の外科専門医に関する施行規定,復会・休会規則,ならびに専門医制度委員会内規のそれぞれの変更案を作成し,いずれも社員総会で承認されました.
1)正会員の入会条件を変更すること(定款施行細則第1号)
→医師免許を有しない医学士または学士は「正会員」ではなく,「準会員」として入会してもらうことを原則とする.
2)休会の理由に「介護」を追加すること(定款施行細則第10号)
3)副理事長の任期を理事の通算任期から除外すること(定款施行細則第3号)
→理事長の任期と同様に副理事長の任期も理事の通算3期の任期制限から除外する.
4)内閣府公益認定等委員会の指導勧告に抵触しない範囲で,継続的に一定割合の女性が選出される代議員の選挙制度に見直すこと(定款施行細則第3号)
→現在の代議員の総定数400名のうち,まず350名(87.5%)を上限として従来どおりに選挙を実施し,その後,残る50名(12.5%)を上限とした女性会員のみを被選挙権者とした選挙と,1回目で欠員が生じた選挙区の補欠選挙を並行して実施する(選挙を2回に分けて実施する).
5)旧専門医制度と新専門医制度を一本化すること(専門医制度委員会内規)
→旧専門医制度における予備(筆記)試験の実施は2025年度,認定(面接)試験の実施は2026年度でそれぞれ終了とする.新専門医制度は日本専門医機構との契約の下において協働で実施するが,更新は旧専門医制度と新専門医制度の選択制とする.

 
いずれも会員の皆さんに直接関わるものですが,中でも代議員選挙制度は大きく変更されました.法令の範囲内で女性代議員の割合を恒常的に維持することが目的です.早速,今年の選挙は2回に分けて実施されます.選挙権や被選挙権の確認から始まる種々のスケジュールが前倒しになりますのでご注意ください.
定款は普段あまり目にされることはないと思いますが,用紙5ページとコンパクトにまとめられていますので,ぜひご一読いただき,日本外科学会という組織がどのように運営されているかの理解を深めていただければと思います.

 
利益相反:なし

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