日外会誌. 126(1): 60, 2025
手術のtips and pitfalls
動脈スイッチ手術のtips and pitfalls
「動脈スイッチ手術のtips and pitfalls」によせて
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東京大学医学部附属病院 心臓外科 平田 康隆 |
完全大血管転位症に対する根治的治療法として,動脈スイッチ手術(ジャテーン手術)が1975年にジャテーンによって初めて報告され,現在でも標準的な治療法として広く行われています.近年成績は向上しているものの,日本における死亡率は3~5%程度を推移しており,特に冠動脈の移植では高度な技術と経験が求められます.今回の企画では,緻密な手術技術で知られ,3Dモデルを用いた若手医師の教育などに積極的に取り組んでいる奈良県立医科大学の山岸正明先生に典型的なパターンについての執筆を,またintramural coronary artery(壁内冠動脈)に対する革新的な手術方法で知られている埼玉県立小児医療センターの野村耕司先生に非典型的なパターンの執筆をしていただきました.本企画が会員の先生方に役立つ情報になれば幸いです.
利益相反:なし
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