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日外会誌. 127(4): 429-435, 2026
会員のための企画
外科教育と手術シミュレーションにおける画像融合技術の応用―AI新時代に求められる“外科医の目”を育てるために―
内容要旨
外科教育において,術前画像情報をいかに立体的に理解し,術式設計へ反映するかは極めて重要である.近年,非剛体レジストレーション技術を応用した画像融合やExtended Reality(XR)を用いた可視化技術が進展し,個々の患者解剖を精密に把握するための手段として臨床現場で急速に普及しつつある.しかし,画像解析機能が向上するばかりに,真の手術画像とは異なり,間違った手術シミュレーションになっては本末転倒である.特に肝胆膵手術においては,破格を含めた脈管解剖の正確な把握が手術の安全性に直結する.XRは三次元空間での直感的理解を可能とし,術者のみならず研修医や医学生にとっても教育的効果が高い.本稿では,肝胆膵手術の開腹・ロボット両アプローチにおける術前脈管解剖シミュレーションの実際を示すとともに,外科教育ツールとしての画像融合技術とXRの可能性について概説する.
キーワード
画像融合, 肝胆膵外科, シミュレーション, Extended reality, 外科教育
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