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日外会誌. 120(6): 657-662, 2019


特集

外科医とがん登録―NCDから見えてきたわが国のがん治療の実態―

6.大腸がん登録

1) 帝京大学医学部附属溝口病院 外科
2) 佐野市民病院 外科
3) あさのクリニック 
4) 東京医科歯科大学医学部附属病院 消化器化学療法外科
5) 東京大学医学部 腫瘍外科・血管外科
6) 大分大学医学部 消化器・小児外科
7) 国立がん研究センター中央病院 大腸外科
8) 愛知県がんセンター 消化器外科
9) 新東京病院 消化器外科
10) 東京医科歯科大学 

小林 宏寿1) , 固武 健二郎2) , 浅野 道雄3) , 石黒 めぐみ4) , 石原 聡一郎5) , 猪股 雅史6) , 金光 幸秀7) , 小森 康司8) , 松本 寛9) , 杉原 健一10)

内容要旨
大腸癌研究会は研究会参加施設において治療された大腸がんの登録事業を行っている.登録は1980年に開始され,現在までに1974~2007年に治療された20万例超のデータが登録されている.登録データは,年次報告書として刊行されるとともに,大腸癌取扱い規約や大腸癌治療ガイドラインの改訂に際しての基調資料として活用されている.また,登録データは登録参加施設に開かれており,データの集計解析結果は学会発表,講演,論文として公開されている.
本登録で収集されるデータの粒度は高く,一定の精度が確保されている反面,悉皆性の低さに課題が残っている.悉皆性を高めるには大腸癌研究会の枠組みを超えた新しいシステムが不可欠であり,目下National Clinical Database(NCD)との連携について検討中である.

キーワード
大腸がん, 全国登録, 大腸癌取扱い規約, 大腸癌治療ガイドライン


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