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日外会誌. 119(4): 423-427, 2018


特別寄稿

日本医学会116年の歴史と今後の方向性

一般社団法人日本医学会連合/日本医学会会長,日本外科学会名誉会長 

門田 守人

内容要旨
2017年6月に一般社団法人日本医学会連合/日本医学会の会長に選任され約1年間が過ぎた.現在,新執行部で日本医学会の今後の方向性を検討し,徐々に活動を拡大しているところである.
現在の日本医学会は1902年(明治35年)に日本聯合医学会として創設され,その後日本医学会と改称,4年毎の日本医学会総会を開催する活動を継続し116年が経過している.その間,終戦後の1948年にGHQの指示により日本医師会と合流し,2013年まで65年間は日本医師会の下の日本医学会として活動を続けていた.その後,種々の経緯の後,2014年4月から新たな法人格を有する一般社団法人日本医学会連合として再出発したところであるが,日本医師会定款に基づく日本医学会も存続しており,日本医学会と日本医学会連合の二つ顔を有する組織となり現在に至っている.本稿では、前拙文 1)の追加補足の形で日本医学会の発足当時から現在までを今一度振り返り,日本医学会の今後の方向性について述べる.

キーワード
一般社団法人日本医学会連合, 日本医学会, 公益社団法人日本医師会


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