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日外会誌. 117(3): 160-161, 2016


理想の男女共同参画を目指して

理想の男女共同参画

東京大学大学院 医学系研究科消化管外科

野村 幸世

内容要旨
目指すべき男女共同参画を考察した.職場では男女の仕事の機会,評価はすべて平等であるべきで,妊娠・育児期の時間外勤務を含む処遇はこまめに本人と相談しながら,その希望に従うべきである.育児期の男性にも同様の配慮が必要である.家庭では妊娠・出産以外はすべて平等に行う.業績評価は出産・育児を行った女性,フルタイムの仕事をしている女性パートナーと行った男性にはその分を加算して評価できるとよい.

キーワード
男女共同参画, 女性外科医, 女性医師, 少子化, 両立支援

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