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日外会誌. 115(4): 226-230, 2014


特別寄稿

スタンフォード大学病院におけるナースプラクティショナーの現状

スタンフォード大学 救命救急·集中治療部

御手洗 剛

I.内容要旨
米国では現在18万人を越えるナースプラクティショナー(NP)が居ると言われ,プライマリーケア領域から専門科領域まで幅広い分野で活動している1) .スタンフォード大学病院においては1989年に2人のNPが骨髄移植チームに配属されたのが始まりで,その後患者数の増加,専門領域の広がり,研修医の労働時間制限等の理由でその数が年々増加し,現在では162人のNPがほぼ全ての科で活躍している.本稿では当院のNPの現状を,NPと医師に対して行われた2013年のアンケート調査の結果と,肺移植チーム及びEmergency Department(ED)に属するClinical Decision Unit(CDU;経過観察床)におけるNPの活動例を使って紹介する.

キーワード
Nurse practitioner, 肺移植専門チーム, Clinical Decision Unit(CDU;経過観察床)

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