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日外会誌. 115(3): 161-164, 2014
特別寄稿
外科病棟における特定看護師としての参加経験
I.内容要旨当院では,クリティカル領域の養成講座を終了した5名(2年目3名,1年目2名)の特定看護師が診療部に所属し勤務している.最初の1年間は,「外科」「救命救急センター」「総合内科」の3科で,4カ月ずつOn the Job Trainingを行った.2年目からは,2名が救急救命センターに,自身が外科に配属となった.外科では,スタッフ医師,後期臨床研修医とチームの一員として複数の入院患者を受け持ち,入院から退院までマネジメントしている.具体的には,日々の包交·処置の実施や介助,手術助手,診療録やサマリーの記載,科内カンファレンスでのプレゼンテーション,各部門との調整などを行っている.また,看護師主体で行われている病棟カンファレンスに常に参加し,医師·看護師間で患者の情報交換を密にし,チームとして問題点を共有できるように心がけている.
特定看護師として勤務してきたこの1年半余について,外科病棟での活動を中心に報告する.
キーワード
特定看護師, JNP, 外科
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