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日外会誌. 114(3): 148-149, 2013


特集

外科ライブ手術の意義と在り方について

7.映像技術の進歩

1) 株式会社 教映社
2) 株式会社ビジテック 

三島 一晃1) , 大塚 司2)

I.内容要旨
初期の頃は大学や病院内で手術室から教室,講堂等に映像を送るだけであったが,映像技術,通信網の発達により学術集会,研究会等での手術室·会場を双方向で結ぶライブ中継が可能となり新しい診断·治療技術の教育·普及の重要な手段となっている.
映像技術の発達は3D技術や,より高解像度である4K等,技術の革新により更に高度なライブ中継を可能にする一方,今後は一般のインターネット回線を利用した,PCなどへの配信という方向に動くと思われる.
今後は単なる映像配信技術の性能向上のみではなく,セキュリティの問題,個人情報の問題など映像配信環境全体を注意深く検討する必要がある.

キーワード
ライブ中継, 映像技術, 伝送技術, セキュリティ

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