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日外会誌. 114(1): 53-57, 2013


特別寄稿

クリティカル領域の特定看護師(仮称)の養成及び業務試行事業に参加して―実際の臨床現場から,外科を中心として―

1) 独立行政法人国立病院機構東京医療センター 外科
2) 独立行政法人国立病院機構東京医療センター 救命救急センター
3) 独立行政法人国立病院機構東京医療センター 看護部

島田 敦1) , 磯部 陽1) , 大石 崇1) , 菊野 隆明2) , 山西 文子3) , 松本 純夫1)

I.内容要旨
我々は,2010年よりクリティカル領域の特定看護師(仮称)の養成調査試行事業に,また2012年よりの看護師特定行為·業務試行事業に大学院臨床教授·指導医として参加している.当院は東京医療保健大学大学院看護学研究科のNurse Practitioner(NP)養成課程の臨床実習病院であり,また本年度よりこの課程の修了者3名の研修を行っている.修了者は,救命センター,総合内科,外科をそれぞれ4カ月間ローテートし,初期臨床研修医と同列に配置されるとともに,彼らとほぼ同等の教育·研修を受けている.
大学院生の主として実習に関する教育と,修了者の研修に関して,そのコンセプトや実際の内容に関して,外科を中心に現況について報告する.

キーワード
Nurse Practitioner, 特定看護師, チーム医療, クリティカル領域


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