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日外会誌. 112(6): 426-432, 2011


特別寄稿

法人内ナースプラクティショナー制度の導入と効果

1) 糸島医師会病院 院長
2) 糸島医師会病院 外科
3) 糸島医師会病院 iNP
4) 糸島医師会病院 看護部長

冨田 昌良1)2) , 佐藤 雅之2) , 吉岡 晋吾2) , 桑原 秀美3) , 竹下 玲子3) , 田中 光枝4)

I.内容要旨
当院独自に医師法·保助看法の法律内で現場にて米国のナースプラクティショナー(NP)に近い働きのできる職種,法人内ナースプラクティショナー(iNP)を育成し,活用することで,医師業務の補佐を行った.看護職で,看護哲学や看護技術や看護の視点は持ち続けながら,看護業務から独立し,外来·病棟診療における診察·検査·説明·治療を指導医師に同行し,診断方法·治療手技および指示形態まで把握し補佐する職種とし,実践しながら育成した.外科勤務医の労働環境改善,さらには,個々のスキルアップを伴う医療の分業化とチーム医療を推進させる事につながり当院の質の向上に貢献した.

キーワード
Nurse Practitioner(NP), 非医師診療師, チーム医療


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