[書誌情報] [全文HTML] [全文PDF] (448KB) [会員限定]

日外会誌. 108(4): 194-198, 2007


特集

重症虚血肢に対する最新の診断と治療

5.治療法の実際 
2)PTA/stent―SFA病変に対する血管内治療の現状と展望

東京慈恵会医科大学 血管外科

墨 誠 , 大木 隆生

I.内容要旨
閉塞性動脈硬化症は,数年前までは観血的なバイパス術を行うことが多く血管内治療が行われることが少なかった.近年,欧米をはじめ世界的に血管内治療用のデバイスが開発·改良され,適切な症例を選択すればバイパス術と同等の効果が得られるようになった.閉塞性動脈硬化症を有する患者の多くは,心肺合併症を有している高齢者であるので今後ますます血管内治療が重要となるであろう.

キーワード
閉塞性動脈硬化症, 血管内治療, ステント


<< 前の論文へ次の論文へ >>

PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。