[書誌情報] [全文PDF] (339KB) [会員限定・要二段階認証][検索結果へ戻る]

日外会誌. 105(11): 702-704, 2004


特集

周術期の院内感染対策

3.手指消毒と交差感染対策

東邦大学 外科学第3講座

草地 信也 , 炭山 嘉伸

I.内容要旨
MRSAは飛沫感染と接触感染を起こすことから,交差感染対策を行う場合には他の細菌よりも厳重な対応が望まれる.このため,交差感染対策の基本方針は,患者から膿が認められた場合には,細菌検査の結果が報告されるまではMRSAを想定して対処する必要がある.交差対策の徹底には,単に手指消毒の励行だけでは不十分で,各々の部署の現状に応じて処置マニュアルを定めることが有効である.

キーワード
手指消毒, 院内感染, MRSA, 緑濃菌

このページのトップへ戻る


PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。