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日外会誌. 104(7): 523-526, 2003


特集

感染症と分子生物学

7.感染症治療からみた分子生物学の応用

札幌医科大学 医学部第1外科

染谷 哲史 , 佐々木 一晃 , 平田 公一

I.内容要旨
Gram陰性菌感染症におけるToll様受容体シグナル伝達や免疫応答遺伝子産物の解明が進み,生体反応分子を標的とした治療戦略が探索されつつある.その手法として,標的分子に特異性が高いという特性からモノクローナル抗体が利用されることが多い.モノクローナル抗体療法は自己免疫疾患や悪性新生物を対象として既に臨床応用されているが,エンドトキシンショック対策においても効果が期待されている.

キーワード
エンドトキシン, Toll様受容体, モノクローナル抗体療法

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