[書誌情報] [全文PDF] (427KB) [会員限定・要二段階認証][検索結果へ戻る]

日外会誌. 104(5): 386-389, 2003


特集

癌外科治療の標準化に向けての展望

3.肺癌

国立がんセンター中央病院 

土屋 了介

I.内容要旨
肺癌の治療方針は病期分類に従って決定される.切除によって良好な予後が期待できる病期Ⅰ期肺癌に対する標準的外科治療は肺葉切除に系統的リンパ節郭清とされ,広くわが国の胸部外科医に受け入れられてきた.しかしながら,診断の進歩とともにリンパ節郭清範囲や肺切除の範囲を変更する機運が出てきている.今後,臨床試験によって事実を積み重ねることによってこれらの範囲は変更されてゆくであろう.

キーワード
肺癌, 標準化, 外科

このページのトップへ戻る


PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。