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日外会誌. 100(10): 674-678, 1999


特集

ショックを見直す

8.敗血症性ショック治療の新しい試みと今後の展望

慶應義塾大学 医学部外科

若林 剛 , 島津 元秀 , 田邊 稔 , 上田 政和 , 星野 健 , 森川 康英 , 北島 政樹

I.内容要旨
敗血症性ショックの分子機構が明らかになり,全身性炎症反応症候群を惹起する生体側の免疫・炎症反応を標的にした新しい治療法が提示され,多岐にわたる数多くの臨床試験が行なわれた.しかし,いずれも予想される結果や期待どうりではなかった.本稿ではこれまでに報告された臨床試験の結果をまとめ,今後の展望について述べる.

キーワード
sepsis, shock, clinical trials, immunotherapy, anti-cytokinestrategy


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