[書誌情報] [全文PDF] (341KB) [会員限定・要二段階認証]

日外会誌. 99(11): 746-748, 1998


特集

臓器移植の今後の展望

2.臓器移植法と臓器移植のあり方

九州大学生体防御医学研究所 免疫学部門

野本 亀久雄

I.内容要旨
30年近い潜伏期を経て,臓器移植法という形で,脳死からの臓器移植が可能となった.しかし,法施行1年を経過しても,1例も脳死からの臓器提供,臓器移植が行われていない.その最大の原因は,新しいタイプの社会的チーム医療にすべての関係者が不慣れであることである.チーム医療としての定着,普及の道を改めて考えてみたい.

キーワード
臓器移植法, 移植施設, 脳死判定, 提供施設, チーム医療


<< 前の論文へ次の論文へ >>

PDFを閲覧するためには Adobe Reader が必要です。