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日外会誌. 100(11): 739-743, 1999
特集
肺癌治療の最近の進歩
9. 肺門部早期癌に対する内視鏡的治療
I.内容要旨Brachytherapyにビデオブロンコスコピーを組み入れた内視鏡放射線治療(ESBT)が開発された.この治療法の適応と成績について報告.1992年9月より1998年12月まで国立がんセンター中央病院でESBTの対象となったのは気管及び気管支早期癌の52例であった.超音波気管支鏡検査で癌浸潤が壁内及び壁に隣接する肺血管への侵襲形態を診断し,その後マイクロセレクトロンHDR
192Ir装置を用いて内視鏡下に画像を見ながら腔内照射を行った.52例のうち1例を除いてすべて著効で,5年生存率は72.6%であった.
キーワード
早期肺癌, 超音波気管支鏡画像, 内視鏡放射線治療
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