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日外会誌. 98(7): 592-596, 1997
特集
膵癌治療の変遷
3.診断法-早期癌の診断
I.内容要旨膵管上皮に限局して問質浸潤がない膵管癌を診断して切除すれば予後がよい.スクリーニングに症状,血液検査,腫瘍マーカーは役立たないことが多く,超音波が有効である.ほとんどの例で低エコーの腫瘤または膵管拡張がみられる.2次検査としてMRCP,超音波内視鏡を行えば,非侵襲的に確定診断ができる.自験の上皮内癌の術後5年生存率は100%であった.切除標本の検索では組織学的進展は認められなかった.上皮内癌は早期膵管癌と考えられる.
キーワード
膵管癌, 上皮内癌, 画像診断, 5年生存率, 組織学的進展
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